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2005.11.23(Wed.)

Mayuko,A

デザイナーで美術家の黒田武志さんの事務所にスエモトと遊びに行く。
かねてよりお話ししたいなと思っていた人なので、ついに実現!と言った感じ。
早速、前回維新派「キートン」の舞台美術模型を見せていただき、そのコンセプチュアルな存在感にため息!そこには単なる『舞台美術』というものを逸脱した『社会』が詰まっていた。以前から舞台以外の作品にも大変興味があったのでその実物に会えて感激!しかもアーティスト本人からその作品についてのお話が聞けるなんてなんて贅沢だーとしばしボーっとしてしまうほど…。
黒田さんにはj.a.m.DTの公演にも継続的に見に来ていただき、今回も「ダミー・ピープル」の感想などをいただきながら、とてもオシャレなアンティーク家具に囲まれたレストランバーに場所を移し、軽く飲みながらさらにくだけた話を。色々なトピックスの中にもふむふむと思うことが多く、改めてもっと勉強せなあかんなーと。
話についつい夢中になって地下鉄の終電を逃してしまったほど…とても実りのある時間だった。
近々上六(上本町)にあるBARでインスタレーションなどのイベントをされるので、そちらもとても楽しみ。またこのサイトでもお知らせしたいと思います。

黒田武志さんsandscapeオフィシャルサイト→http://homepage.mac.com/sandscape/

2005.11.15(Tue.)

Mayuko,A

私事ですが。
今日は特別な日で、この日は(といっても2年前から)神戸の実家に花束を一つもって帰る。
秋風が少し冷たく頬を冷やす中、駅から約20分の道のりを歩く。
普段実家に帰る時は思わずバスに乗ってしまいがちな私も、この日は何となく自分の足で自分の生まれ育った町を歩きたい気分。
昔、祖父の建てた病院のあった場所、小学校の同級生の実家、不思議と10年以上つぶれないジーンズショップ、ピアノの先生のお家など横目に見ながら、大学に入学するまでこの町に住んでいた時の事を思い出す。立ち並ぶ家々や道路の風貌から、明らかな時間の流れを感じながら(それは主に朽ち果てて行く寂しさだったりするけれど)ここにいる私が歩んでいる道の一部はきっとこの町が作り出してくれたものなんだろうなぁとしみじみ。歩く人々のスピードはとてもゆるやか。坂が多いせいもあって自転車も少ない。
変な言い方かもしれないけど、ちょっとしたタイムスリップみたい。こういうのも良いよね。

時が経つにつれて少しずつ忘れていくこともあるけれど、今日を穏やかに過ごせたことに感謝。
来年のこの日もどうか穏やかに過ごせますように。

2005.11.12(Sat.)

Harumi,K

ダミー・ピープル」が終わり、早や二週間が過ぎ去りました。足を運んでくださった皆様に心から感謝いたします。ありがとうございました。
舞台を終え、ボーッとしてしまう自分に抵抗するように、次の週から東京に行って観たかった芝居を観劇し、昨日は京都に行って人から勧められたダンスを観て、今日は「ダミ〜」で共演した山村涼子さんが所属する劇団「デス電所」の舞台を観にいってきました。どれも全く違うもので(当たり前ですが)、いろいろ考えさせられ、なかなか、いや、かなりよかったです。
特に今日の芝居は休憩ナシの二時間半、ずっと前乗りで観てしまい、帰りに腰痛を感じ、しまった!と思ったぐらい集中して観てました。たくさんの事件、解決出来ない、決して起こってはいけない出来事。。。目をそむけたくなるシーンを凝視させてくれ、忘れられない、忘れてはいけないのだと考えさせてもらいました。ただ歌って踊るだけでなく、重く、深い、とても大切なことを、サラッとおもしろおかしく演じている彼らを格好いいなと思えたのは初めてです。それくらいよかったので、皆様お時間よろしければぜひ精華小劇場へ足をお運び下さい。決して宣伝を頼まれたのではありません。(笑い)。

2005.11.6(Sun.)

Jun,M

公演終わって一週間が経ちました。
本番まで結構バタバタしてたので、一週間ほどゆっくりしようかと思いきや、何かと忙しく気づけば一週間経過でゴザイマス。
それでも翌日(月曜日)は完全オフにして、少し休めたのですが・・・
今回はいろんなダンス公演と重なったにも関わらず見に来て下さった皆様、本当にありがとうございました。
もちろん欲を言い出すとキリがなく、もっとたくさんの人に見てもらいたかったのですが・・・もっともっと頑張らんといけません!
さぁ、しばらくはレッスン等に明け暮れようかと言いたいところですが、来年3月11日、12日にArt Theater dBにて次回公演(新作)が控えているので、あまりノンビリも出来ませ ん。少し落ち着いたら新作のリハーサルに入らないと・・・・気合いを入れ直して頑張りますので、よろしくお願いします!

2005.11.3(Thu.)

Mayuko,A

公演が終わって4日が過ぎ、公演までの間にはモノクロでしか見えなかった様々なことに少しずつだけれど色がつき始めた。
今回の作品は私のダンス史至上(っていっても全然たいした歴史ではない)最も難産な作品だった。と、いうことをダンサーに言ったら「マユコは毎回そんなこと言ってる」と一刀両断された。今はまだ少し混乱の時期、「ダミー・ピープル」ときちんと向き合って話をするにはもう少し時間が必要みたい。

この度もたくさんの方の力をかり、幕をあげることが出来ました。また、ご来場いただいた方々にもお礼申し上げます。
ありがとうございました。

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