j.a.m.Dance Theatre―トピックス −2008.September− Past <<

2008.9.17(Wed.)

Mayuko, A

9月もすでに後半ですね。…と、自然に書き出しましたが、このトピックスではすっかり雲隠れしていたことは、まるでなかったかのようにふるまう相原マユコです。
終了しました公演や、ワークショップについて、観覧、参加いただいた皆さま、また主催者側への多大なる感謝は他メンバーも書いていたため、『以下同文』を避け、一言「本当に心からありがとうございました。」と述べさせていただくにとどめたいと思います。

さて、長くほったらかしにしていたこのコーナーにさりげなく紛れ込む為の話題ですが(笑)、昨夜の夜中2時半頃、ふと、8月のCIMJワークショップの親睦会で頂いた『線香花火』がまだある事に気付き、時間も時間ですので、そぉ〜っとベランダへ出て、アルミホイルを置き、火薬のにおいと夏の終わりをしみじみと味わいました。
特に最後の一本は、「これぞ線香花火の手本!」といった具合に最後の最後まで味のある瞬きを見せてくれました。
写真に撮れなくて残念…私の携帯カメラは夜にめっぽう弱いのです。

そんな感じで(?)最近の私たちは、トップページでもお知らせしているように、「踊りに行くぜ!!Vol.9」に参加させていただくことになった為、『tango』のリハーサルを再開しています。おそらく以前とはまた違う展開になるのでは…という予感の中、パフォーマーたちから素敵なもの引き出せることを期待して。

それでは、相原マユコのトピックス復活第一稿はこの辺で。
高柳が、早くこのページで現実に追い付くことを祈りつつ…と、少々イジワルな言葉で締めたいと思いまーす。

2008.9.10(Wed.)

Tamotsu, S

こんにちは。スエモトです。
朝晩涼しくなりましたね。お元気でお過ごしですか?
大した内容ではありませんが…(いつものこと!?)

先月の深夜の出来事。
なんやらかんやらと用事をしつつ「さぁ寝よう」と横になったのが3時頃。
夜が明けたらまた一日作業にかからなきゃ…と意識がなくなりかけたその時に、どこからともなく漂いこんできたメロディが…
「プゥンプカパッカ♪プゥンプカパッカ♪プゥンプカパッカプゥ〜♪(雰囲気で…)」
関西に移り住んでから20数年、いつしか聞きなれたそのメロディーはまさしく吉本新○劇のテーマソング。
闇に落ちていく意識の中、「なんぢゃ、こんな時間に…」と思ったものの当然無視を決め込む事に。
ところが。
途中で止まったそのメロディーが最初からまた流れ出しましたのです。それも何回も。
「聞こえない、聞こえない…」と懸命の自己催眠もむなしく、頭の中を占領しはじめた芸人さんの顔顔顔…。
数分間我慢した挙句、跳ね起きました。
どうやら隣のお家から聞こえてくるようなのですが、人の動く気配もなく…
あの部屋では何が行われているのやら。
文句言いに行こうか、警察呼ぼうか悩みましたがいつもにこやかに挨拶を交わしてくれるお家なのでどうにも踏み切れず…
窓を閉めて、テレビをつけて…それでも意識に入り込んでくる楽しげなメロディー…
かすかな音を拾いあげるこの高性能な耳に人体の神秘を感じつつ、いや、その時はそんな穏やかなもんではありません。イライラのげんなりでした。
結局4時過ぎまで悩まされた末、力尽きるように意識をなくしたのでした。
次の日のしんどいことと言ったら…言わずもがな。
なんだったんでしょ。まったく。

このところの作品のアップが出来ておりません。現在作業中ですので今しばらくお待ち下さい。
と同時に全ページのちょっとした作り替え作業中です。
デザインを大きく変えるわけではありませんが見やすく、管理のしやすいページにしようとしております。
サイトをオープンしてから5年ほど。気がつけば結構な情報量となりました。
ここらでちょいと整頓しようかと…
これからもどうぞよろしくお願い致します。

でわでわ

2008.9.5(Fri.)

Tamotsu, S

今年も酷暑の夏でした。
この調子で9月も暑いのかな…と思っていたら、お盆を過ぎたあたりからめっきり涼しくなりましたね…このところも天気のよい日中でも風が気持ちよく吹き抜けております。
空の様子もすっかり秋めいてまいりました。夜には窓から虫の音が聞こえてきます。(僕の家の周りは田んぼがいっぱい)
と言いつつも、日本の季節感とかけ離れた局地的豪雨には驚きに加え薄気味悪ささえ感じてしまいます…これも温暖化の影響なのでしょうか。

…などと何くわぬ様子で登場しましたが、2月以来のトピックスとなってしまいました。スエモトです。
ご無沙汰し過ぎてなんと申してよいのやら。
皆さんお元気でお過ごしでしょうか。僕は何とか生きながらえております。

3月のアイホール、4月のフランクフルト、そして先月のロクソドンタブラックと今日までに3つの作品を発表してきました。
毎回、本当に多くの方々に迷惑をかけながらも助けていただき、カタチにすることが出来ました。
関係者の方々、ありがとうございました。本当に感謝の念に絶えません。
いつもいつも、大変な作業を時間を割いて助けてくれるみんなには言葉では言い尽くせない感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう。
また、会場まで足を運んで下さった皆様、遅ればせながら、ありがとうございました。
時間が経ってしまい今更のようにここに書き記す事をご了承下さい。

遡っていろいろと書きたい事はあるのですがまずは近いところで先月の「ダンスの時間 2008」から…

これまではどちらかと言うと「ダンス」があっての「空間美術」、舞台作品としての空間美術がそこにはあったように思う。今回はそのスタンスを変えて「空間美術」から「ダンス」への作品づくりをしてみようという試みとなった。
j.a.m.の作品の中での「ダンス」と「空間美術」との関係、これは僕の表現にとって大変重要で難しい問題。
パフォーマンスの背景にならず、かと言ってパフォーマーと反発しあうだけの空間美術でもなく…
その上、「劇場」という場、「舞台」という作品形態である以上「展示する作品」との違いを意識せざるをえない。
客席を作ることで自ずと制限される視線。「劇場」という場に足を踏み入れる観客の意識。ダンサーの身体と素材との関係、せめぎ合い。「非日常」の空間に「日常」が入り込む余地はあるのか(これは共通した問題ですね)等等…
その辺を意識してつくり上げた作品ではあるが、「もっとこうしてみたい」「こうすりゃ良かった」という思いは残る。ほぉんと、難しい。

今回、j.a.m.にとっても普段やり慣れない即興への挑戦となった。
劇場入りしてからのダンサーにはいつもと違った緊張感があり、不安も抱えていたのだと思う。が、本番では今までになかったダンサーそれぞれの表現を見たように思う。
また、岩下徹さんとさせていただいた事は大きな、新しい刺激となった。
ありがとうございました。
即興の方とさせていただくのは始めての経験で、本番でいったいどんな動きが出てくるのか楽しみに当日を迎えた。
公演後の「苦戦しました。」とおっしゃっていた言葉がとても印象的だった。
パフォーマンスの間、その苦戦の様子が僕にも伝わってくるようでいつにない緊張を感じたが、そういう状態にある己をさらけ出そうとする姿勢に見入ってしまった。すごいことだと思う。

ダンサーにとって、僕にとって、はたまた観客にとって「気持ちいい」空間とは何か…それぞれのパフォーマンスを見ながら改めて考えさせられた。
『ビューティフル ライフ』、機会があれば他でもやってみたい作品。

公演を終えて、「こういう空間がイイのダ」なんて答は全くもって見えてこない。
次にやる時は果たしてどんなモノが出てくるのかも今のところさっぱり。
どこまでやれたか、自分の中でじっくり吟味して次につなげなくては。

最後になりましたがこのように貴重な機会を下さりサポートしていただいた関係者の方々には心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。
日頃、舞台関係の表現者といわゆる美術作家との“境”を感じる僕としては、今後こういった試みがもっと盛んになって行けば良いな…と思います。
ジャンルを越えた作家同士の表現は盛んになってはきているけれど、もっともっと動いて欲しい。
いろんな作家がそれぞれに面白い試みをしてすげぇ作品をつくり出せたらいいのに。
運営する側にとってはそれだけ負担が増える事になるのでしょうけど…それでもやっぱり見てみたい。

どぇらく長くなりました。
ヨシヤス氏と同じく、現実に追いつけるよう更新の頻度を上げたいと思います。
でわ

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