コンテンポラリーダンスカンパニー“j.a.m.Dance Theatre”トピックス／2007年1月

2007.1.29（Mon.）

Mayuko, A

本日は美術のスエモトとTake a chance projectの担当Oさんと共に肥後橋のLマガジンへ情報宣伝（情宣）へ行く。
毎回公演をするとなると避けて通れないのがこの情宣。まだ出来上がっていない作品をいかに相手に伝えるか…ココだけの話、時として言ってることがハッタリっぽくなってしまうこともあるけど、言葉にして初めて自分の中で確信に変わることなども結構多いので、このハッタリが意外に重要。（前も同じようなこと書いたけど。）
また、現在Lマガジンで担当して下さっているIさんは本当にサバサバと「最近は結構慣れて来たんですが、未だにダンスってどうやって見たら良いのかわからないんです」と、本音で言ってくれたりするので、客観的なスタンスも知ることができて面白いし、質問の突っ込み方も鋭いのでこちらも良い意味で気が引き締まる。
今回スエモトは初めての情宣同行だったため、どうアプローチしたら良いか少々攻めあぐねている感じだったけどこれから何回かやっていくうちにコツも憶えてくるはずなので、これからも積極的に参加して欲しい。
空間美術はお互い意見を出し合いながら、具体的な舞台プランも徐々に山を登っている感じ。次回のj.a.m.が作る新世界、さてさてどうなることやら…！？

Tamotsu, S

皆様こんばんは。
スエモトです。
初めての情宣同行。自分を売り込むのって大変な事だと思いました。（大切な事ですよね）

その後稽古に顔出してぢょんクラに久し振りに参加。
動けないのは相変らずでしたが汗かいてスッキリしました。
動きがまったくもって覚えられず。なんでみんなあんなにすぐに動けるんやろ…感心。
今日はよく寝れそうです…

そりでわ。
体調管理しっかりしましょうね〜

追伸：ついに20000アクセス突破！！
皆さんどうもありがとうございます。これからもマメに更新していきますのでどうぞよろしくお願いします。

2007.1.28（Sun.）

Yoko, I

今年は暖冬暖冬と言われてますが、やはり朝晩は冷え込みますねぇ。
ご無沙汰してます、ダンサーの今田です。
もう2月になろうというこんな時期にお正月の話で申し訳ないですが...

今年は初めて祖父母を招いての正月でした。今までは祖父母が住む神戸まで足を運んでいたのですが、2人とももう歳だし実家の近くの方が安心だということで、近くに引っ越してきたのでした。そうして、場所は変わりましたが例年のように皆飲んで、食べて、話をして...　和やかな時間が過ぎました。
だいぶお酒も進んだところで、いきなり普段は無口な祖父が、唄を歌い始めました。その唄はロシアの民謡で、ソ連の捕虜としてシベリア抑留生活を強いられてたときに覚えた唄でした。歌い終わると、『これは覚えているんやけれども、シャンソンはもうみんな忘れてしまった』と少し寂しそうに言ったのが凄く印象的でした。

昔、祖父がシベリアでの地獄のような生活のことを話してくれたことを思い出して、そんなときでも唯一楽しむことができるのが、その唄を歌うことだったんじゃないかと思います。でも、それ以前にもそれ以後にも好きで歌っていたシャンソンを忘れてしまっても、忘れることができないというのは、なんだか皮肉な気がしました。

時間が経った人の記憶って、凄く曖昧でコントロールできないことが多々あると思います。忘れたくなくても忘れてしまったり、忘れたくても忘れられなかったり...
踊りでも散々繰り返し踊った作品なのに、しばらく踊ってないと動きが思い出せないことや、新作を作っているときに以前の動きがふと出てくることってないですか？
私も去年のことを振り返ってみると、強烈に記憶されていること、どうでも良いことなのになぜか記憶に残っていること、また、記憶に残るはずなのに曖昧になっていること、なんかがあって、また時間が経つにつれて更に削ぎ落とされていくのだろうなぁと思います。

結局なにが言いたいのかというと...
今年もなにか後々まで記憶に残ることをしたいと思います！（とは言っても、実際残るかどうかは後になってからじゃないと分からないんですけどね。）まずは体調管理しっかりして、食べ過ぎず飲み過ぎず、稽古に励む。あまりいつもと代わり映えしない？(汗)
ともかく、3月の新作公演に向けて精神的にも身体的にも上げていこうと思います。

でわ、遅ればせながら、今年もどうぞよろしくお願い致します。